ウーマンズ・ヘルス・ケア

ヨーコ

2009年08月26日 09:38

みなさま、おはようござりまする・・・

今日は、ちょっと専門的なお話でござります







『ウーマンズ・ヘルス・ケア』

・・・って、言葉、聞かれたこと、ありますか??









ウーマンズ・ヘルス・ケアとは、

『医学の様々な分野の重複部分を対象とした

女性の健康に関わる新しい医療』

・・・の事です









この様々な分野に、

診療科(内科、婦人科、泌尿器科、精神科など)

社会福祉(ソーシャルワーカー、臨床心理士など)

リハビリ専門医学(理学療法士、作業療法士など)

・・・などが挙げられます










私は理学療法士になって、7年目ですが

1年目からずっと、興味があった分野です







先日、自分なりに、この内容を思い出す事があったので

7年前の、院内勉強会で自分で、まとめた資料を、

ちょこっと、引っ張り出してみました










今日はちょっと、『マニアック・モード』

ご紹介させて下さいませ











リハビリ先進国、アメリカでは

女性ならではの、失禁専門の理学療法クリニックがあり、社会的認識も高く

専門理学療法士制度もあります








浮腫(=むくみ)に関しても、浮腫専門治療病院、

浮腫専門セラピストの教育機関が充実しています










また、香港では、この分野にアロマテラピーの導入があり

大学教育において、ウーマンズ・ヘルス・ケア修士課程を設けるなど

発展が目覚しいのです











すげーな・・・外国・・・

日本・・・

まだまだ、認識が低い・・・







最近は少しだけ、女性専用クリニックは増えていますが

ここに関与する、医療技術職としての理学療法士は

まだまだ、聞かないですね~・・・








こういう、ウーマンズ・ヘルス・ケアを、理学療法士などが行っても・・・

現代の、医療のシステムでは、『医療点数』が加算されず

病院としても収益にならないのです








・・・もったいないね~










女性特有の疾患としては

ワタクシ、総合病院勤務の頃

乳がんで、乳房摘出後の患者様のリハビリも行っていました。






浮腫は、診療科に関わらず、

様々な疾患に現れる症状なので

かなり、経験済み










失禁に関しては、

総合病院勤務中、骨盤底筋群の研究をしていたので

高齢者の失禁、産後の失禁含めて、

排泄機能障害も勉強しています









『女性のセルフケア』・・・って、言葉も最近、

雑誌などでもよく見るようになりましたが









冷え、むくみ、バスト、

月経前症候群、生理に関わるもの、子宮に関わるもの・・・

などなど・・・








妊娠、出産、子育て中、更年期・・・

いろんな形でライフスタイルが進化するのが女性です

病院にかかって『疾患名』がつく前に

自分でケアしたいものですな~









それから、もう少し、日本や

近いところ、熊本でも・・・








アメリカみたいに、理学療法士をウーマンズ・ヘルス・ケアに

上手に使ってくれたり









アロマテラピーも柔軟に使ってくれたら

いいのにな~









そうなったら、いいのになっ

そうなったら、いいのにな~







しかし、リハビリテーションの世界は

アメリカの動向のように、日本も変化するだろう・・・

・・・という流れです・・・









ウーマンズ・ヘルス・ケアに先んじた

本気の、セルフケアの時代は

きっと、近い将来ですよ~





以上、久々のマニアックな話でした

読んで頂いた皆様、ありがとうございました

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